生理痛改善ストレッチ!痛みの仕組みに基づく正しいケアの方法
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今回は女性特有の生理痛についてのお話になります。
生理痛は毎月のように訪れるものなので、少しでも痛みを楽にしたいと願う方は多いのではないでしょうか。
今回は生理痛を改善・予防するためのケアの方法、注意点をご紹介していきます。
⭐︎生理痛の原因⭐︎
生理痛の改善・予防ストレッチについて解説する前に、まずは生理痛がなぜ起こるのか、その原因について知っておいてください。
①冷え
生理痛のリスクを高める原因の1つが冷えです。
身体が冷えることで血行不良や筋緊張を招き、結果として生理痛の発症リスクが高くなります。
冷え性の女性に生理痛が多く見られるのもそのためです。
②血行不良
生理痛は子宮が過度に収縮することで起こりますが、子宮の収縮は経血を外に排出するために起こります。
つまり、普段から血行不良である場合、子宮の過度の収縮を招き、生理痛が出やすくなるというわけです。
③骨盤のゆがみ
骨盤にはたくさんの筋肉が付着しているのですが、骨盤がゆがむと筋肉の無駄な緊張が生じます。その結果、子宮を始めとした臓器へと送られる血液の量が減少し、生理痛の発症リスクを高める結果となります。
④自律神経の乱れ
自律神経は交感神経と副交感神経からなる神経ですが、ストレスなどが原因で自律神経が乱れると、交感神経が優位に傾きます。
交感神経が優位になると、血管が収縮して血行を阻害します。その結果、生理痛の発症リスクを高めるのです。
自律神経が乱れると、身体の回復力も低下します。
⑤筋緊張
筋肉には関節を動かすだけでなく、血液の循環をサポートする働きもあります。
ところが筋緊張によって血管が圧迫されると、全身の血行不良を招き、生理痛のリスクも高める結果となります。
筋力が弱い女性に生理痛が多く見られるのもそのためです。
⑥食習慣
生理中のストレスで甘いものを食べたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、脂質の多い食品は肝臓に負担をかけ、ホルモンバランスを乱す可能性があります。
生理中は冷たい飲み物も控えたほうが良いです。
⭐︎生理痛の改善ストレッチ⭐︎
①ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれており、ストレッチすることで全身の血液循環をスムーズにすることが期待できます。
1、壁に向かって立つ
2、両手をまっすぐの伸ばして壁に触れる
3、右足を下げてふくらはぎをしっかりと伸ばす
※ストレッチをするときは、反動を付けずにゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。
②ハムストリングスのストレッチ
太ももの裏側にあるハムストリングスを伸ばすと、骨盤の後傾を取り除くことにつながります。
デスクワークで猫背気味になる方に、とくにおすすめのストレッチです。
1、床やマットの上で足を開いて座る
2、身体を右側に倒して右ももの裏を伸ばす
※足に手が届かない方は、タオルを足にかけて引っ張ると良いです。
③大腰筋のストレッチ
大腰筋は腰と股関節を結ぶお腹側の筋肉で、生理痛の方の多がこの筋肉が緊張しています。
1、両足をそろえてまっすぐに立つ
2、右手で右足首を持つ
3、右足首をお尻につけて静止する
※左右のひざを合わせたまま行ってください。
④大腿四頭筋のストレッチ
大腿四頭筋は太ももの前にある大きな筋肉で、硬くなると骨盤の前方への傾きを招きます。
いわゆる反り腰のリスクを高めるため、筋力の弱い女性の方は積極的に取り組んでください!
1、床やマットに仰向けで寝る
2、右足を曲げてお尻の横につける
※身体が硬い方は少し身体を起こし、両手を後ろについておこないましょう。
⭐︎注意点⭐︎
ストレッチは比較的安全な運動ですが、おこなうにあたっては次のような点に気を付けましょう。
①調子が悪いときは無理をしない
ストレッチは本来、不調を予防するためにおこなう運動です。
そのため、実際に不調があらわれているときは無理をせず、静かに休む方が大事です。
調子が悪いときは安静第一と覚えておきましょう。
②筋肉を無理に伸ばそうとしない
ストレッチをする場合、筋肉を無理に伸ばそうとしてはいけません。
無理に伸ばそうとした場合、筋肉は防御反応を示し、かえって硬くなってしまいます。
ストレッチは気持ちよくおこなうのが基本です。
③食後におこなわない
ストレッチは食後におこなわないこともポイントです。
食後は胃に血液が集まっているのですが、ストレッチをすることで血液が他所に行ってしまうからです。
消化不良を招くため気を付けましょう。
④息を止めない
ストレッチをするときには、息を止めないことも重要です。
息を止めると無駄な力が入ってしまうため、ストレッチの効果が十分に得られません。
リラックスした状態でストレッチに取り組みましょう。
生理痛にお悩みならあんど整骨院にお任せください!
あんど整骨院では施術で生理痛を引き起こす原因となる筋肉・筋膜の緊張を取り除いていきます。薬に頼らないで生理痛を最小化する身体を目指します。
あんど整骨院には国家資格者である柔道整復師や鍼灸師が在籍しており、医学的根拠に基づいた施術が受けられます。
生理痛は日常的な取り組みや、定期的な施術によって改善が期待できます。
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