起立性調節障害について

起立性調節障害

起立性調節障害とは、自律神経系の異常で循環器などの調節がうまくいかなくなる疾患です。多感で、心身ともに不安定な時期でもある思春期の10代前半から中頃にかけて発症しやすいです。

 

起立性調節障害の原因

起立性調節障害の原因

起立性調節障害の原因についてですが、医学が進歩した現代でも未だに解明されていません。しかし、子どもが発症しやすいことから、身体が著しく成長している時期に関係していると考えられます。身体の成長とともにさまざまな変化が見られるのに対して、自律神経の成長が追いつかず交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなるためです。

 

他にも、生活リズムが変わることも原因のひとつに挙げられます。10代に差しかかると、徐々に夜型の生活になっていきます。生活リズムの変化に合わせて睡眠リズムも変われば問題ありませんが、対応できなかった場合、寝不足となり自律神経の乱れを招きやすくなります。

 

また、家族だけの生活から学校で集団行動をするようになったことで、人間関係等のストレスを抱えるようになることも、起立性調節障害の引き金として考えられます。

 

起立性調節障害の症状

起立性調節障害の症状

起立性調節障害の主な症状としては、立ちくらみ、めまい、頭痛、倦怠感、動悸、腹痛、食欲不振、朝の起床困難などが挙げられます。起立性調節障害が重症化すると、朝になっても起きることができず、不登校につながる場合があります。

 

起立性調節障害の症状は午前中に強くあらわれ、午後になると回復するという特徴があります。

 

起立性調節障害は当院にお任せください

スタッフ

起立性調節障害は怠けているなどと勘違いされやすいですが、本人は思うように身体が動かず、非常につらい思いをしています。そのため、まずは何よりも周囲の理解とサポートが重要です。当院は、患者様とのコミュニケーションを大切にし、悩みや不安を取り除いていきます。

ご予約・お問い合わせRESERVATION & CONTACT

  • WEB予約
  • LINE予約

Google Map